docter 院長 Hiroaki Nishijima

ごあいさつ

はじめまして、西島デンタルクリニック院長の西島 啓晃(にしじま ひろあき)と申します。数ある歯科医院の中から当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院では「インプラント治療に対して患者様が抱く不安を限界まで取り除く」ことをコンセプトに、痛みと腫れが少なく、安全な治療を心がけております。またインプラントをご希望でご来院くださった患者様に対して、ただインプラント治療を行うのではなく、診査診断を行い患者様の天然の歯を残せる可能性を探ります。

インプラント専門のサイトなのに「患者様の天然の歯をなるべく残す」と言ってもピンとこないかもしれませんが、当院では何よりも患者様の天然の歯を大切に考えており、どうしても歯を残せない場合にはインプラント治療をご提案しております。

私がなぜ患者様の天然の歯を残すことを重要視しているのか、そしてなぜ歯を残せない場合にはインプラントこそが最良の治療だと考えているのか、より多くの患者様に私の考えを知っていただきたく、自己紹介も兼ねてこのページを作るに至りました。

少し長くなりますが、抜歯を宣告されてインプラントなどの治療を検討されている方、ご自身の歯をなるべく残したいとお考えの方、そして当院の治療にご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

略歴

2011年
鶴見大学歯学部卒業
2012年
博慈会記念総合病院にて研修終了
神奈川県内 総合病院 歯科・歯科口腔外科にて勤務
2017年
和田デンタルクリニック 副院長就任
昭和大学スポーツ運動科学研究所 研究生
昭和大学顎関節治療科・スポーツ歯科外来 研究生
2021年
西島デンタルクリニック開業

歯科医師になったきっかけ

doctor

戸塚駅で当院を開業した私ですが、生まれ育ったのは戸塚駅から二駅の泉区中田でした。戸塚は私にとっては、昔から通学などで馴染みのあった地元であり、そんな地元で開業できたことを嬉しく思っています。

父親が歯科医で姉も歯科医、真ん中の姉が歯科衛生士と、家族のほとんどが歯科に関わる歯科家系で育ってきました。父の医院が実家の真隣にあったので、幼い頃はよく父の働く姿を見ていましたし、歯科医師としての仕事の話や患者様との話などを聞くことも多かったです。

スポーツ科学の道から歯科学へ

中学高校時代は陸上競技で短距離走(400m、800m)をしており、県の選抜に選ばれるくらい熱心に取り組んでいました。余談かもしれませんが、陸上競技を指導してくれていた恩師からはいつも、「すべてに感謝の気持ちを持ちなさい」「あなたは1人で陸上をやっているわけではなくて、周りの大人や友達、親がいるから陸上競技ができている。だから感謝の気持ちを常にもちなさい」と言われていました。

陸上がきっかけで、体を動かすことや体を動かす仕組みに興味を持つようになり、高校時代はスポーツ科学などの方面で進路を考えていました。進路選択が現実的になってきた頃、父は口には出しませんでしたが、内心で私にも歯科医師になってほしいと考えていることを感じて、それまで希望していたスポーツ科学の道から、歯科医師の道を目指すことに進路を変更しました。恩師の「すべてに感謝の気持ちを持ちなさい」という言葉を大切にしていたので、これまで陸上競技に専念させてくれた父への恩返しの気持ちもあったのかもしれません。

幼少期から歯科医師は身近な職業でしたが、自身の将来としては意識していなかったので、私にとっては大幅な進路の変更でした。しかし不思議なもので、小学校の卒業アルバムを見てみると、「将来の夢は歯医者さん」と書かれてあり、当時から歯科医師の父への憧れや尊敬の念があったのかもしれません。自分でも気付かないうちに、将来は歯科医師になるんだろうなという気持ちがあったからこそ、すんなりと歯科医師の道を選ぶことができたのだと思います。

総合病院の口腔外科で得た経験

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歯科大学を卒業した後は、総合病院の口腔外科にて勤務医をさせていただきました。総合病院の口腔外科では、一般的な歯科医院で抜歯が難しいような患者様の抜歯を行うことが非常に多く、私も何千本もの抜歯を行ってきました。周辺地域の開業医の先生からのご紹介で、抜歯が難しい患者様がご来院くださるのですが、紹介元の開業医の先生よりも勤務医の私の方が年齢が若い場合が多く、患者様に信頼していただくのに苦労することがありました。

『若い先生は経験が無さそう』『もっと年配でベテランの先生に見てもらいたい』そんな風に感じる患者様も、きっと居られたのだとおもいます。見た目は若くても、技術では劣らないという自信があったからこそ、患者様がそう感じていることに気付いた時には本当に悔しく思いました。

それからは、患者様を不安にさせないためにどうすればいいか、考え続ける毎日でした。患者様にわかりやすく説明できるようにとにかく沢山勉強をして知識をつけました。また喋り方や話す内容、タイミングもずっと試行錯誤して、少しでも患者様に信頼していただけるように努めました。

そうして徐々に患者様の信頼を得られるようになり、また自分自身も知識をつける中で、抜歯と診断されてご来院くださる患者様の中には、抜歯をせずにご自身の歯を残すことができるはずの方が一定数おられることに気付きました。

本来であれば根管治療を行うことで抜歯を回避できるような症例でも、根管治療の知識に乏しい先生のもとで診断された患者様は、抜歯するしかないと判断されてしまうことがあります。そういったケースを多数見る中で、患者様の歯を残すための根管治療を学びたいという気持ちが強くなり、根管治療を専門的に行っている先生のもとで患者様の天然の歯を残すための知識・技術を学びました。

お口全体のかみ合わせの重要性を感じる

抜歯宣告されてしまった患者様の歯を残すために、根管治療について学んだ私でしたが、根管治療について知れば知るほど、歯を残すためにはお口全体の咬合(噛み合わせ)が重要だということがわかるようになりました。

根管治療を行って天然の歯を残せたとしても、歯の形態が悪く噛み合わせが悪かったり、歯が欠損している箇所があったりすると、歯に本来以上の負荷がかかるようになってしまい、せっかく治療した歯が長持ちしないような状態になってしまうことがあります。

根管治療について学べば学ぶほど、歯の構造だったり、形態、補綴の形といった知識も重要になることを知りました。本当の意味で患者様の歯を残そうと思うと、根管治療だけではなく、外科処置や補綴なども含めた全顎治療を行える必要があります。木を見て森を見ずという言葉があるように、目の前の1本の歯を治療しただけでは、お口全体の健康を維持することはできないのです。

このようなことに気付いてからは、とにかく勉強を繰り返す日々を送りました。勤務医としての診察や施術を行いながら、1年コースのセミナーに同時に2つ通ったり、論文を週に最低でも2本は読んで発表するようなこともしていて、年間で150本以上の論文を読みました。

陸上競技の経験から厳しい努力を続けることには慣れており、元来の負けず嫌いな性格も幸いして、一心不乱に勉強を続けました。勉強していると歯科界のトップレベルの先生方にご指導いただくことも多く、そのたびに「自分もいつかトップレベルの先生方に追いつくんだ」とストイックに勉強に励むことができました。

インプラント治療との出会い

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そうして勉強している中で出会った治療の一つが、インプラントです。インプラントは周囲の歯に負担をかけることなく、歯を失った箇所を補うことができる、ほとんど唯一の治療です。

負けず嫌いな性格なこともあり、すごい先生ができる治療は私もできるようになりたいという気持ちが強く、できないことを無くしたい・全部の治療を自分で解決できるようになりたいという気持ちでインプラントについて学び始めました。インプラントについて学べば学ぶほど、お口全体の安定した噛み合わせだったり、健康な歯を守るために周囲の歯に負担をかけないインプラントは、非常に重要な治療法だと感じるようになりました。
私の理想とする、お口全体の健康を維持するための治療を行う上で、歯を失った箇所を補うための最も優れた治療法がインプラントであると確信してからは、インプラントについてさらに知見を深めるためにより一層勉強し、患者様に自信を持っておすすめできるまでになりました。

尊敬する父に認められた技術と歯科医師としての姿勢

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父は仕事については本当に厳しい人で、私が歯科医師になってから数年が経っても『まだまだ新人だな』となかなか認めてくれませんでした。そんな父ですが、数年前に歯根破折し抜歯せざるを得なくなりました。

当初は私に治療を頼むつもりはなかったそうですが、私がインプラントを含むさまざまな治療のセミナーに足繁く通い、帰宅後も論文を読んで勉強している姿を見て、ついに父自身のインプラント治療を私に任せてくれることになりました。
最初はインプラント治療そのものに対しても懐疑的だった父ですが、術後は「よく噛める、インプラントっていいね」と言って喜んでくれました。歯科医師としても尊敬している父親に治療を任せてもらえたこと、良く噛めるようになったと喜んでもらえたことが、本当に嬉しかったです。
今では父の歯科医院の患者様でインプラントを検討している方をご紹介いただけるようになり、歯科医師として何十年ものキャリアのある父から認められ、患者様も任せていただけることが私の自信につながっています。

天然の歯を残すことに徹底的にこだわります

当院にインプラント治療を希望してご来院くださる患者様の多くが、まだ抜歯前の状態でご来院くださいます。当院ではインプラントの治療にも当然対応していますが、必ずインプラントをするわけではなく、できる限り患者様の天然の歯を残すための治療から始めるようにしています。

インプラントは本当に素晴らしい治療で、歯を失った箇所を補うための治療としては、最も優れていると確信しています。ですがそれ以前に、「失うかもしれなかった天然の歯を残す」ことができれば、それが一番良いというのが私の考え方です。

当院に研修に来てくださる他院の先生方も、私の治療を見て『諦めて抜歯してるような難しい歯でも残している』と驚かれます。状態の悪くなった歯を残すための治療は本当に難しく、歯を抜いてインプラントを入れた方が、歯科医師の立場としても楽なのが実情かもしれません。

それでもなんとかして患者様の天然の歯を残したいと考える理由としては、やはり天然の歯に勝るものはないからです。もちろん無理に歯を残すよりもインプラントにした方が良いようなケースや、歯を残すのがどうしても難しい場合は患者様にそのように伝えますが、少しでも歯を残せる可能性があり患者様がそれを望むのであれば、一緒に頑張ってみましょうお伝えしています。

患者様に最善の治療をご提供するために

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患者様に最善の治療をご提供するために、開業後も常に勉強を続けてきました。日々の勉強量や治療への姿勢によって、歯科医師の知識や技術にも差が生まれ、患者様にご提供できる治療のレベルも変わってきます。私自身まだまだ未熟で自分が日本一の歯科医師だとは言えませんが、「最善の治療を患者様にご提供したい」という気持ちは、日本一強く持っていると自負しています。患者様に最善の治療をご提供するためであれば、難しく手間のかかる治療であっても妥協することなく取り組みます。

また患者様に最善の治療をご提供するためには、患者様ご自身にお口の問題を理解していただき、どのような治療を行うのか知っていただく必要があります。そのために当院では、インプラント治療のカウンセリングも私自身が行っており、私と患者様が共通の認識を持って二人三脚で治療を進められるように取り組んでおります。

患者様に信頼していただきご納得いただいた上で治療を行うことで、歯を1本だけを診る応急処置的な治療ではなく、お口全体の健康と歯の寿命を考慮した最善の治療を行うことができます。

患者様の大切な歯を1本でも多く長く持たせるために、根管治療やインプラント治療など、患者様の状況に応じた最善の治療をご提案させていただきます。抜歯宣告され、インプラント治療をご検討の方や、できる限り抜歯せずに歯を残したいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。あなたの大切な歯を、責任を持ってしっかりと治療させていただきます。

資格

  • 日本口腔外科学会 認定医
  • 日本口腔外科学会 会員
  • 日本スポーツ歯科医学会 会員
  • 日本スポーツ歯科医学会 認定MGテクニカルインストラクター
  • 臨床歯科麻酔管理指導医

STUDY SESSION

  • Straumann Implant Basic course 修了
  • Novel Biocare Basic course 修了
  • ITI Basic Implantology 修了
  • ITI Biological Complications 修了
  • HARVARD SCHOOL OF DENTAL MEDICINE CONTINUING EDUCATION
  • Multidisciplinary Approaches in Advanced Dentistry 修了
  • UCLA Endodontic Mentorship Program 修了
  • Advance Dental Institute 修了
  • Kois Mentor Club Japan 修了
  • 30under30 serendipity course 修了

〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-15
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東海道本線「戸塚駅」西口 徒歩1分

045-443-8040

【平 日】 9:00-13:00、14:30-19:00
【土曜日】 9:00-13:00、14:00-17:00

休診日:木、日、祝日 
※祝日のある週は、木曜日診療

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