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被せ物をした歯でも虫歯になるの?
みなさん、こんにちは!!戸塚駅の歯医者、西島デンタルクリニックです。
本日は患者様とお話ししていてよく聞かれることの一つ、被せ物をしている歯も虫歯になるのか?についてお話ししようと思います。
結論から言いますと、虫歯にはなります。
原因はなんなのか?
1:被せ物の劣化による隙間の出現
2:被せ物自体が元々あっていない
3:歯周病の進行による歯肉退縮により、見えていなかった歯の部分の出現
4:被せ物が入っているから虫歯にならないと思い込み、メインテナンスが不十分になっていること
などが挙げられます。
1:被せ物の劣化による隙間の出現
これは銀歯などによく起こることですが、保険診療で用いられている銀歯というのは銀が50%以上含まれ、その他にいろいろな金属が合わさった合金になります。どうしても素材的に経年劣化しやすく、だんだんと隙間ができやすくなってきます。それによって隙間から虫歯になるのです。また、厄介なことに隙間から虫歯になるのでレントゲン的にも発見がしづらく、気づいたときにはかなり大きな虫歯になっていることもあります。
2:被せ物自体が元々あっていない
これに関しては患者様自身が注意しようがありません。ただ、保険診療で用いられている材料というのは自由診療で用いられている材料に比べると精度の面で劣る部分がどうしてもあります。
3:歯周病の進行による歯肉退縮により、見えていなかった歯の部分の出現
歯周病が進行してしまいますと歯の周りの歯茎が退縮といって下がってしまい、歯根などが露出してくることがあります。そうしますと、歯根などは表面はエナメル質に比べると柔らかい組織になりますので虫歯にもなりやすいです。また、物理的に歯ブラシも当てにくくなりますので虫歯になるリスクは上がってしまいます。
4:被せ物が入っているから虫歯にならないと思い込み、メインテナンスが不十分になっていること
これに関しては意識してしっかりと歯磨きを行いましょう。
対処方法は定期的な歯科医院でのメインテナンスを行うこと、定期的(1年位)にレントゲンにてチェックを行う。
銀歯ではなく、セラミックを用いた治療を行うこと。(セラミックは材質的に腐食、劣化がほぼ起こりませんし、たわんだりもしません。表面もツルツルなので虫歯になりにくいです。自由診療なので材料に制限がありませんので精度も高めることが可能です。)
日頃の歯磨きをしっかりと行うこともかなり重要になります。
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『西島デンタルクリニック』
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