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虫歯が神経まで到達していても神経を保存できる!?
みなさん、こんにちは!!戸塚駅の歯医者、西島デンタルクリニックです。
本日は虫歯が神経まで到達していても神経を保存できる!?についてお話をしたいと思います。
当院に来られる患者様では、他院にて治療をして神経を取らないとダメと言われてそれが諦められず、来られる方がいます。
結論からお伝えすると、神経を保存できる場合と出来ない場合がございます。
そんなことを言われても。。。ですよね。。。
しかし、実際に来院していただいて検査を行い、診査をしてみないとわからないのが正直なところです。
診査をし、条件が整えば神経を保存することも可能だと思います。
では、実際にどんな治療をするのかというと、
1:まずは根管治療をするときと同じで、ラバーダム防湿は絶対条件で必要です。
ラバーダムをすることにより、治療する歯へ唾液が入らないようにします。唾液の中に細菌がいますので絶対に必要です。
2:そしてその後は虫歯を徹底的に取っていきます。その際に必要となるのが、虫歯検知液といわれる虫歯がある部位を染め出してくれる液です。
3:虫歯を全部除去したのちに神経まで到達している場合でも保存が可能な場合があります。マイクロスコープにて神経の断面をよく観察します。健康な神経が残っていて、出血がすぐに止まるようであれば神経の保存も可能な場合が多いです。
4:止血が確認できたらMTAセメントという生態親和性の高いものを神経が露出しているところへ詰めます。
5:MTAセメントが硬化するのを待ち、問題なければそのままレジン充填、ないしは歯を補強し、歯の代わりとなるものを作製し、外から新たな細菌感染を起こさないようにします。
上記のような処置を行うことによって神経を保存することも可能な場合がありますが、100%成功する治療ではありませんので、その辺りは担当の先生とよく話をしてどのような治療方針を取るかは考えられるのが良いと思います。
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