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指しゃぶりを続けると悪影響がある?

みなさん、こんにちは!!

戸塚駅の歯医者、西島デンタルクリニックです!!

本日はお子さんの指しゃぶりについてお話ししたいと思います。

指しゃぶりは乳児期によく見られます。

学童期以降も指しゃぶりを続けていますと歯並びや、噛み合わせ、さらには顎の成長にも悪影響が出てくることがあります。

歯は通常、口唇や頬などの筋肉の組織から加わる力と、歯の内側にある舌の力がうまくバランスの取れたところに並んで歯列を構成しています。そのことをニュートラルゾーンとも言います。

しかし、指しゃぶりを続けていると、これらのバランスを損なう力が出てしまうこともあります。

では、どんな異常が起きてくるのかと言いますと、上の前歯の唇側傾斜(出っ歯)や開咬(前歯が当たらない状態)、奥歯の交叉咬合(通常は上の歯が外側、下の歯が内側にあるのが逆になること)などが起きてしまう可能性があります。

また他にも下の前歯の歯並びへの影響も出ることがあります。

すでに上記のような異常があったとしても大人の歯が生えてくれるまでの間に指しゃぶりを止めることができれば自然に改善することも期待できます。

しかし、指しゃぶりがやめられない様ですと、歯並びや噛み合わせないしは骨格的な異常が出てきて矯正治療が必要になることがあります。

ですので、できればお子さんとコミュニケーションがとれる早い時期(3歳前半)から指しゃぶりをやめるためのアプローチを行い、遅くとも大人の歯が生えてくる前(5歳後半)までにはやめることを目指すといいと思います。

補足ですが、指しゃぶりによる歯列やかみ合わせへの影響の程度は・持続時間・頻度・力の強さによって異なります。

一番リスクが高いとされているのが持続時間です。1日あたり5-6時間の継続した力が加わると異常が起こされると言われていますので、親御さんはこまめに気にかけてやめさせれる様にしていただくといいと思います。

 

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