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インプラント手術の流れを徹底解説|当日の流れ・治療期間・術後の注意点まで

「インプラントを検討しているけれど、手術がどんな流れで進むのかまったく想像できない」——そう感じている方は、とても多いです。

結論からお伝えすると、インプラント治療は初診・精密検査→治療計画→埋入手術→骨結合の待機期間→上部構造(かぶせもの)の装着という大きな流れで進みます。治療全体にかかる期間は、骨の状態や追加処置の有無によって異なりますが、おおよそ4か月〜12か月程度が目安(個人差があります)です。

各ステップで「何をするのか」「どれくらい時間がかかるのか」を事前に知っておくと、治療への不安がぐっと和らぎます。この記事では、インプラント手術の流れをステップごとに丁寧に解説します。

  • ✅ インプラント手術の全ステップと各工程の目安期間
  • ✅ 骨造成や静脈内鎮静法など「追加処置」の必要なケースとは
  • ✅ 手術当日の流れと術後に気をつけるべきポイント
📋 この記事の目次

インプラント手術への「よくある不安と誤解」

「手術」と聞くだけで怖くなってしまう

インプラント治療を検討するとき、多くの方が最初にぶつかるのが「手術」という言葉への漠然とした恐怖です。「全身麻酔をするのだろうか」「入院が必要なのでは」「どのくらい痛いのだろう」——こうした不安を持つのは、ごく自然なことです。

実際には、インプラントの埋入手術は外来(通院)で行われるケースがほとんどです。入院を必要とすることはほとんどなく、局所麻酔を用いて行います。手術時間も、症例にもよりますが1本あたりおおよそ30〜60分程度が目安です(個人差があります)。

「治療期間が長すぎる」は本当か?

「インプラントは何年もかかると聞いた」という声もよく耳にします。たしかに、骨の状態によっては治療期間が延びることはあります。しかし、骨の量・質が十分な場合は4〜6か月程度で完了するケースもあります(個人差があります)。

骨造成が必要な場合は追加で3〜6か月ほどかかることがあるため、事前の精密検査でご自身の状態を把握しておくことが、見通しを立てるうえで重要です。

よくある誤解:「高齢だとインプラントができない」

「年齢が高いとインプラントを受けられない」と思い込んでいる方も少なくありません。実際には、年齢そのものが絶対的な制限になることはほとんどありません。全身疾患の管理状況や骨の状態、服薬状況などを総合的に判断したうえで適応を検討します。気になる方はまず医師にご相談ください。

インプラント手術の流れ:全体像と各ステップの解説

インプラント治療は複数のステップに分かれており、それぞれの工程に意味があります。全体の流れを把握しておくことで、「今どの段階にいるのか」が明確になり、治療への安心感につながります。

Point 01 初診・カウンセリング
まずは口腔内の状態と希望を確認するところから

初診では、現在の口腔内の状態の確認と、患者さまの悩みや希望のヒアリングを行います。「本当にインプラントが必要か」「天然歯を残せる可能性はないか」も含めて、医師が丁寧に確認します。カウンセリングでは治療の大まかな流れや費用の目安についても説明を行います。

Point 02 精密検査・診断
歯科用CTによる3次元診査で埋入位置を正確に設計

インプラント治療で特に重要なのが、術前の精密検査です。歯科用CTを使って顎骨の厚み・密度・神経の位置などを3次元的に把握します。この情報をもとに、インプラントをどの位置に・どの角度で・どの深さに埋入するかを精密に計画します。レントゲンだけでは把握できない情報を立体的に確認できることが、CT検査の大きな利点です。

Point 03 治療計画の説明・同意
「治療の見える化」でゴールを共有してから進める

検査結果をもとに、治療の全体計画を患者さまへわかりやすく説明します。口腔内写真やCT画像をモニターに映し出し、現状と治療のゴールを視覚的に共有します。治療内容・費用・期間・リスクについて十分にご理解いただいたうえで、治療を進めます。疑問や不安はこのタイミングで遠慮なくお伝えください。

インプラント埋入手術(一次手術)

計画に基づいていよいよ手術に進みます。局所麻酔を行ったあと、歯茎を切開して顎骨にインプラント体(人工歯根)を埋入します。骨に固定したら縫合して一次手術は終了です。手術後は消毒や経過確認のため数回の通院が必要になります。

インプラント体が骨とくっつくまでの期間(骨結合期)は、おおよそ2〜6か月程度が目安とされています(個人差があります)。この期間は仮歯を使いながら日常生活を送っていただきます。

二次手術・アバットメント装着・最終補綴

骨結合が確認できたら、インプラント体の上に「アバットメント(連結部品)」を装着します。その後、型取りを行い、最終的なかぶせもの(上部構造)を製作・装着して治療完了となります。かぶせものの素材や形は、噛み合わせや審美面を考慮して選択します。詳しくはご相談の際にご説明します。

手術当日の流れ:埋入当日に何が行われるのか

手術前の準備と来院時の注意点

手術当日は、事前に食事や服薬に関する指示がある場合があります。静脈内鎮静法を用いる場合は、手術前の絶食など特別な準備が必要になることもあります。当日の服装はゆったりしたものを選ぶと快適です。

来院後はバイタルチェック(血圧・脈拍の確認)を行ってから処置室へご案内します。緊張している方も多いですが、担当スタッフが丁寧にサポートしますのでご安心ください。

埋入手術の流れ:麻酔→切開→埋入→縫合

まず局所麻酔を行い、麻酔が効いたことを確認してから切開を行います。そして設計した位置に専用ドリルで穴を開け、インプラント体を埋入します。最後に縫合して手術は終了です。

手術中の痛みは局所麻酔によってほぼ感じないように対応しますが、術後数日間は腫れや違和感が出ることがあります。痛み止めや抗生物質などのお薬を処方しますので、指示に従って服用してください。

術後のホームケアと通院スケジュール

術後は、処置部位への強い刺激(強いうがい・喫煙・飲酒)を避けることが大切です。食事は術後しばらくは柔らかいものを選ぶようにしてください。術後1週間程度で抜糸を行い、その後は骨結合の経過観察のために定期的に来院していただきます。

⚠ 術後に注意すること

・術後24〜48時間は激しい運動・長時間の入浴・飲酒を避けてください。

・喫煙はインプラントの骨結合に影響を与える可能性があるため、治療期間中はできる限りお控えください。

・処置部位を舌や指で触ることは感染リスクを高める可能性があります。

・異常な腫れ・発熱・強い痛みが続く場合は、早めにクリニックへご連絡ください。

インプラント診療案内

当院のインプラント治療体制・担当医・治療費用の詳細は、診療案内ページでご確認いただけます。

インプラント診療案内を見る

追加処置が必要なケースとは(GBR・静脈内鎮静法など)

インプラント手術の流れは基本的に上述のステップで進みますが、顎骨の状態や患者さまの体質・体調によっては、追加の処置が必要になることがあります。あらかじめ知っておくと、治療計画の理解が深まります。

骨量が不足している場合:GBR(骨誘導再生法)・ソケットリフト

インプラントを安定して埋入するためには、一定以上の顎骨の量(骨量)と質が必要です。骨量が不足している場合は、骨を造成する処置が必要になります。

✅ GBR(骨誘導再生法)

  • 骨が少ない部位に人工骨などを補填し、骨の再生を促す方法
  • インプラント埋入と同時に行う場合と、先行して行う場合がある
  • 治療期間は骨の状態により異なる(数か月〜半年以上)
  • 当院費用目安:5.5〜11万円(税込)

🦷 ソケットリフト

  • 上顎の奥歯など骨量が少ない部位で行う、上顎洞(副鼻腔)の底を持ち上げる処置
  • 骨の高さを確保してからインプラントを埋入できるようにする
  • 骨造成と同時にインプラントを埋入できる場合もある
  • 当院費用目安:11万円(税込)/回

恐怖心が強い方・全身管理が必要な方:静脈内鎮静法

「歯科治療への恐怖感が強い」「緊張で体が硬直してしまう」「以前に歯科治療でつらい経験をした」という方には、静脈内鎮静法という選択肢があります。

静脈内鎮静法とは、点滴から鎮静薬を投与し、うとうとした半覚醒の状態で手術を受けられる方法です。完全な全身麻酔とは異なり、呼びかけに反応できる状態を保ちながら、恐怖感や緊張感を大幅に和らげることができます。手術の記憶がほとんど残らないことが多く、「気づいたら終わっていた」と感じる方も多いようです。

ただし、術後は薬の影響でふらつきが残ることがあるため、当日の車の運転は避けていただく必要があります。また、ご自身での来院・帰宅が難しい場合は付き添いの方をお連れいただくと安心です。費用の目安は6.6万円(税込)/回です(オプション)。

サージカルガイドを使った高精度な埋入とは

インプラントの埋入精度を高めるために用いられるのが「サージカルガイド」です。CT検査データをもとにコンピューター上で埋入計画を設計し、その計画通りに手術ができるよう専用のガイドを製作します。

このガイドを使うことで、設計した位置・角度・深さに沿って精密に埋入することが期待できます。術後の腫れや痛みを抑えることにもつながると考えられており、安全性の向上にも寄与します。

西島デンタルクリニックのインプラント治療へのこだわり

横浜市戸塚区・戸塚駅西口徒歩1分の当院では、「世界基準の治療をもとに明るく輝ける未来を提供する」というコンセプトのもと、患者さまの不安をできる限り取り除くことを優先したインプラント治療を提供しています。

  • 🔬
    歯科用CT・マイクロスコープによる精密診査:骨の厚み・密度を3次元で把握し、精度の高い治療計画を立案します。マイクロスコープ(肉眼の20倍拡大)も活用し、細部まで見極めた対応を行っています。
  • 🦺
    サージカルガイドシステムをほぼ全症例で使用:CT設計データを基にサージカルガイドを製作し、計画した位置・角度・深さでの埋入を追求。術後の腫れや痛みの軽減を目指しています。
  • 💉
    静脈内鎮静法(麻酔科医による全身管理)に対応:恐怖心が強い方や全身管理が必要な方にも、麻酔科医のもとで安心して手術を受けていただける体制を整えています。
  • 🦷
    天然歯を残す選択肢を徹底的に探る:「他院で抜歯と言われた」という場合も、インプラントの前にマイクロエンド(精密根管治療)などで歯を温存できる可能性を追求します。

院長 西島 啓晃 からのコメント

インプラント治療は「手術」と聞くだけで不安を感じる方が多いのは、当然のことだと思っています。だからこそ当院では、治療の流れを一つひとつ丁寧にご説明し、患者さまが納得された状態で進めることを大切にしています。戸塚・横浜市戸塚区のエリアにお住まいの方で、インプラントを検討中の方はもちろん、「まだ相談するほどではないかな」と迷っている方もどうぞ気軽にご来院ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q インプラント手術は痛いですか?
A 手術中は局所麻酔を行いますので、麻酔が効いている間は痛みをほとんど感じないように対応しています。ただし、術後数日間は腫れや鈍痛が出ることがあります。痛み止めの処方で多くの場合コントロールできますが、症状が強い場合や長引く場合は早めにご連絡ください。恐怖心が強い方には静脈内鎮静法という選択肢もございます(オプション・6.6万円税込/回)。
Q インプラント治療全体でどのくらいの期間がかかりますか?
A 骨の状態が良好で追加処置が不要な場合、おおよそ4〜6か月程度が目安です。骨量が不足していてGBR(骨誘導再生法)などの骨造成が必要な場合は、さらに3〜6か月追加でかかることがあります。個人差があるため、まずは精密検査で現状を把握することが重要です。
Q 費用はどのくらいかかりますか?また保険は使えますか?
A インプラント治療は自費診療(保険適用外)となります。当院では、レントゲン・CT・手術費用・インプラント体・アバットメント・サージカルガイドを含んだ費用の目安として53万円〜79万円(税込・症例による)となっております。骨造成(GBR:5.5〜11万円税込)や静脈内鎮静法(6.6万円税込/回)が必要な場合は別途費用が発生します。詳細はカウンセリング時にご説明します。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ インプラント手術の流れは「初診・精密検査→治療計画→埋入手術→骨結合待機→上部構造装着」の順で進む
  • ✅ 治療期間の目安は4〜12か月程度。骨造成が必要な場合は延長することがある(個人差あり)
  • ✅ サージカルガイドや静脈内鎮静法を活用することで、より精度・安全性・快適性を高めた治療が期待できる
  • ✅ 術後の腫れ・痛みは一時的なものが多く、処方薬でコントロールできることが多い
  • ✅ 「他院で抜歯と言われた」場合も、まず天然歯を残せる可能性がないか確認することが大切

西島デンタルクリニック

治療の流れへのご不安は無料カウンセリングで解消できます

TEL:045-443-8040

平日 9:00〜13:00 / 14:30〜19:00 土曜 9:00〜13:00 / 14:00〜17:00
休診:木・日・祝日(祝日のある週は木曜診療)

監修医師プロフィール

著者写真

西島 啓晃

経 歴
2011年
鶴見大学歯学部卒業
2012年
博慈会記念総合病院にて研修終了
神奈川県内 総合病院 歯科・歯科口腔外科にて勤務
2017年
和田デンタルクリニック 副院長就任
昭和大学スポーツ運動科学研究所 研究生
昭和大学顎関節治療科・スポーツ歯科外来 研究生
2021年
西島デンタルクリニック開業

資格・所属学会:日本口腔外科学会 認定医、日本口腔外科学会 会員、日本スポーツ歯科医学会 会員、日本スポーツ歯科医学会 認定MGテクニカルインストラクター、臨床歯科麻酔管理指導医

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。